体力がないお年寄りや子どもは、熱中症になりやすいです。
家族やご近所同士で、「水分とってる?」、「少し休んだほうが良いよ」など、声をかけ合いましょう。
また、遠くにいる大切な人には、手紙やメール、電話などで伝えるのもいいですね。
からだは涼しく、心は暖かく。コミュニケーションが命を救います。
家庭内での気づかい
小さなお子さんや赤ちゃん、おじいさん、おばあさんの様子に変化はありませんか?疲れや体力の衰えが行動や表情に現れていませんか?こうした小さな熱中症のサインは、一番近くにいる家族が気付いてあげなくてはなりません。
家庭の中で声をかけあい、お互いの様子を気づかうことが、熱中症の予防につながります。
ご近所での気づかい
近所に一人暮らしのお年寄りはいませんか?ご近所とはいえ、日頃からコミュニケーションが取れていない関係では、少し勇気が必要かもしれません。
でも、そんな「おせっかい」とも言える行動が、人の命を救うこともあるのです。
職場での気づかい
熱中症は、工事現場・工場などの職場でも発生しています。暑い場所での長時間の作業は、激しく体力を消耗し、熱中症の危険が高くなります。
こまめに休憩を入れ、個人が水分を補給できる環境を整えましょう。また、お互いを気づかい、体調不良を言い出しやすい雰囲気をつくることも、大切です。
運動時の気づかい
毎年、運動中に発生する熱中症は後を絶ちません。サークル活動など、仲間との運動は楽しいものです。でも、特にチームプレーの競技では仲間への責任を感じ、ついつい無理をしてしまうこともあるようです。チーム内や仲間同士で声をかけあい、体調に変化はないか、お互いに気づかいながら運動を楽しみましょう。
季節のあいさつでの気づかい
暑中見舞いやお中元など、季節のあいさつに、「熱中症にお気をつけ下さい」と、ひとこと添えてみて下さい。
たとえ遠く離れていても、ほんの少しの気づかうコトバが、大切な人を熱中症から救います。