
リアル啓発部門 優秀賞
有限会社川滝運送

弊社は山間部にある小さな運送会社です。弊社の熱中症予防声かけプロジェクト活動の特徴は、社員一人一人が熱中症予防の大切さを理解し、そのことを直接相手に伝える広報活動にあります。2024年夏、記録的な猛暑が続き、業務の傍らで行う活動には限界を感じ焦っていた頃、『ラッピングトラックで走れたらいいのにね。』このような提案がありました。ラッピングトラックは難しいけど、ステッカーでの広報活動ならできる。と、すぐさま熱中症予防声かけプロジェクト事務局へ相談。自治体向けに販売されていたが、無理をお願いして車両台数分のステッカーを購入させていただき、8月11日より今年度の新たな取り組みとして、熱中症予防声かけプロジェクトのステッカーを貼った広報トラックの運行を開始いたしました。 この他の活動として ①サロンや夏祭りで、啓発用手作り缶バッジやストラップ・熱中症予防カード温度計の配布 ②ボランティア主催者や市民の方への熱中症予防声かけPJセミナーの開催 ③お遍路さんへ、事務所内(冷所)休憩・飲水・水道開放などのお接待。

『熱中症予防声かけプロジェクト広報車両』では、歩行者の方や二輪車の方に見てもらいやすいように、左のドアにステッカーを貼る車両と、後方車両にも見てもらいやすいように、後ろ扉にステッカーを貼り広報活動を行いました。 ステッカーは看板の意味合いが大きく、配布用チラシや缶バッジ・啓発用ストラップやカード型温度計などをお渡しの時、お渡ししやすい環境づくりになり、ステッカーの効果を感じました。 その他にも、ステッカーは取り外しが容易にできるので、移動時は社用車に、セミナーの際にはホワイトボードやウェルカムボードなど可愛い移動式看板となるため、楽しく活動が出来ました。 この他、①熱中症予防には欠かせない『こまめな水分補給』について、「聞いとるよ」「知っとるよ」と言われても都度お伝えし、自身が水分補給をするときは、周囲の方へも必ずお声かけし誘ってほしい。 ②体感温度に頼らずに、必ず温度計で確認する。友人・知人宅訪問先でもカード温度計を使用して確認してほしい。旨を挨拶のように伝えお願いする。 活動を始めて5年。耳馴染みある活動に…。
このたびは、リアル啓発部門優秀賞に選んで頂きまして誠にありがとうございました。 弊社の活動は、仕事先で出会った方、屋外で仕事をされている方、お遍路さん、在宅高齢者さん、地域の方、子育て中のママ、ボランティア主催者さん等へ、熱中症予防の大切さを直接伝える活動です。 熱中症予防を伝え「実行してね」とお願いする。そして、その方に「一緒に飲もう」や「ひと休みしよう」「食べてる?」など、実際に誰かに声をかけて頂く。そんな草の根的活動を行っていたので、『リアル啓発部門』での受賞はとても嬉しい受賞です。 『啓発車両』と共に『リアル啓発』も進めます。ありがとうございました。