①高齢者等への啓発 　発症・重症化リスクが高い高齢者に対し、地域包括支援センター、配食サービス・困りごと支援事業所、介護支援事業所と連携し、経口補水液やうちわ、温湿度計、「熱中症予防のためのマイプラン」などの啓発媒体を配布。特にマイプランは、熱中症予防行動を自らチェックできる形式とし、対策を自分事として捉えてもらえるよう工夫した。民生委員・児童委員には搬送者数の状況と予防方法を伝え、地域の高齢者への声かけを依頼。保健師も地域の集い等に出向き、啓発を行った。 ②就労者への啓発 　業種別の熱中症搬送者数や対策ポイントを記載したチラシを作成し、商工会及び商工会議所の会報誌に同封して配布 ③広報誌等での普及啓発 　市の広報紙に熱中症関連の記事を掲載。FMラジオや公式LINE、Xでも注意喚起を実施 ④企業と連携した取り組み 　株式会社ブルボン様より塩飴336袋、有限会社健康と料理社様より経口補水液（OS-1）984本の提供を受け、高齢者等へ配布

①高齢者等への啓発 　包括支援センター配食サービス・困りごと支援事業、介護支援事業所と連携し、高齢者へ情報が届くよう工夫した。また、民生委員・児童委員に対し熱中症搬送者状況と対策を伝え、ハイリスク者への周知の必要性を認識できるよう工夫した。事業所及び民生委員・児童委員と連携しながら啓発を行うことで、特にリスクの高い高齢者に熱中症予防の情報を届けることができた。また、啓発媒体の説明書を作成し、媒体と併せて配布することで、適切な使用ができるよう工夫を行った。 ②就労者への啓発 　リスクの具体化と対策意識の向上を図ることを目的とし、市内の就労者の熱中症発生状況を掲載したチラシを会報誌に同封した。 ③広報誌等での普及啓発 　高齢者の目にも触れやすい広報紙の他、利用者が多いLINE、Xで定期的に情報発信を行い、多くの市民に目に留まる啓発を行った。 ④企業と連携した取組 　配布の際には熱中症予防が効果的に行えるよう摂取するタイミングや熱中症の症状についても説明を行った。配布した際に非常に好評であり、予防への関心を高めるきっかけとなった。