
団結啓発部門 最優秀賞
沖縄県立知念高等学校

親睦運動会などの、体育的学校行事の開催1週間前から、熱中症対策リーダー(生徒保健委員会)が以下の取組を行い、熱中症対策の周知活動を実施 ・校内放送で、熱中症の予防等について周知。今年は、昼休みに運動前の健康チェックや熱中症予防に関するアナウンスし、放課後は、『後から熱中症対策』として運動後のケアについてアナウンスを行った。 ・練習開始前に、健康チェックファイルで各クラスメイトの健康チェックを実施し、保健室に報告した。 ・通称「トンネル」と呼ばれている運動場に繋がるピロティーの天井に設置しているミストも定期的に稼働した。 ・体育祭本番には、受付で来場者に『くらしお』さんから提供して頂いたうちわと、CM動画紹介のチラシを配布し、来場者向けの熱中症対策を試みた。 夏休み前には、部活動生徒対象の熱中症対策講習会を実施、マネージャーを熱中症対策リーダーとして健康観察を依頼した。 また、部活生全員に環境省のLINE(熱中症警戒アラート)を登録し、各自で熱中症の状況を確認するよう指導した。

・3年生生徒保健委員は熱中症対策班として、15秒~60秒程度の熱中症予防対策ショート動画を作成。9月に実施する体育祭の練習から動画を配信し、視覚的な熱中症対策を試みた。 ・体育祭当日には、各所に15℃程度の冷水を入れたバケツやクーラーボックスを準備し、前腕冷却し体温を下げる『手のひら冷却』スポットを設置した。
団結啓発部門最優秀賞とういう素晴らしい賞に選出していただきありがとうございます。職員、並びに保健委員の生徒一同たいへん喜んでいます。最優秀賞は今回で3年連続の受賞となりますが、本校では「熱中症対策リーダー」の取組も、すっかり定着しており、生徒保健委員も『3年生になったら、熱中症対策のリーダーとして、啓発活動に取り組む』という活動も当たり前の流れになっています。 今年度も熱中症対策の新たな取り組みを生徒保健委員会で検討中ですが、定着している取組も丁寧に実施して、今年も最優秀賞に恥じることない対策に務めたいと思います。