
ひと涼みスポット/クーリングシェルター等啓発部門 最優秀賞
港区役所

令和7年4月1日現在、区内20か所の民間施設をクーリングシェルターとして指定しています。指定に当たり、区内の商業施設や薬局などに協力を呼び掛けました。また、昨年度はクーリングシェルターとして指定したドラッグストアと共催で講座を開催し、その場でクーリングシェルターの周知、啓発も行うなどの取組も実施しました。

クーリングシェルターの指定に当たっては、制度開始して間もないクーリングシェルターの制度自体の周知啓発を図るため、東京タワーを皮切りに、六本木ヒルズや東京ミッドタウンといった全国的なランドマークなど、象徴的かつ来街者が多く訪れる施設を中心に指定することで波及効果を狙いました。成果として、東京タワーのクーリングシェルター指定後は、メディアの取材対応も多く、クーリングシェルターの認知度に貢献できたと考えています。 一方、薬局など、高齢者や幼児などの熱中症弱者にアプローチできる区民に身近な施設という点も考慮し、様々な民間施設に積極的に働きかけを行いました。
この度は「ひと涼みスポット/クーリングシェルター等啓発部門」の最優秀賞をいただき、誠にありがとうございます。 令和6年度に改正気候変動適応法が施行され、いかにクーリングシェルターを指定し、周知するかを模索していた中、熱中症声かけプロジェクトさんからお話をいただいたことで、民間施設の第1号として東京タワーを指定することにつながりました。知名度の高い施設ということもあり、メディアで連日取り上げられたことは、クーリングシェルター自体の認知度の向上にも貢献できたのではないかと思います。 今後もより多くの方が熱中症予防のためクーリングシェルターを活用していただけるよう、働きかけていく予定です。