賛同会員からの活動報告
投稿日:2026/03/19
会員名:アサヒ飲料株式会社
タイトル:「食」と「備え」で熱中症ゼロ職場を目指す
期間:2025年06月01日~
2025年09月30日
取り組み内容:
アサヒ飲料㈱北陸工場では、社員の安全確保と熱中症予防を目的に、データ活用と現場の声を生かした取り組みを実施している。 ・WBGT測定器を各職場へ設置し、月1回データを収集。その結果をもとに空調機器の設置検討や効果評価を行っている。 ・社員通行口に最高予報気温と熱中症対策のワンポイントを毎日掲示し、日々の注意喚起を実施。 ・週1回、看護職と安全衛生委員が現場を巡回し、社員の体調確認と暑熱対策のヒアリングを実施。 ・熱中症対策キットの設置と周知を行い、緊急時に対応できる環境を整備。 ・熱中症対策飲料を配布し、作業中の水分補給を促進。 ・社員の朝食欠食という課題を背景に、Dole社の「もったいないバナナ」を活用し、食品ロス削減と熱中症予防を目的に社員へ提供。水分補給だけでなく、食事の大切さを熱中症対策として位置づけた。 ・「熱中症予防勉強会」を開催し、予防法や対応方法をクイズ形式で周知。楽しみながら学べる啓発活動により、社員の意識向上を図っている。
工夫したポイント:
WBGT測定器を各職場に設置し、暑熱環境データを月1回収集。年間推移や経年比較を行い、空調機器の設置検討や効果評価など職場環境の改善に活用している。また、週1回、看護職と安全衛生委員が現場を巡回し、社員の体調確認と暑熱対策のヒアリングを実施。これにより、データと現場の声の両面から対策を見直している。加えて、最高予報気温の掲示や熱中症対応法をクイズ形式にして出題し、社員が普段から熱中症対策の情報が目に留まるような啓発活動を行い、意識向上を図った。飲料やバナナの配布により、熱中症に負けない体づくりの視点の意識付けを促し「食べて備える」という習慣づくりにつなげた。
SDGs達成につながるアクション:
社員への熱中症対策飲料の配布や熱中症対策キットの設置ならびに啓発活動は、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」への貢献につながる取り組みである。 また、Dole社の「もったいないバナナ」を活用し、食品ロス削減と栄養補給を目的に社員へ提供する取り組みは、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」にも寄与している。
取組成果:
・従業員全員が「いつでも、誰でも。無理なく続けられる」熱中症対策となり、熱中症発症者ゼロを過去3年間継続している。 ・「喉が渇く前に飲む」「暑いは無理をしない」といった自身の健康を守る行動が習慣として根付いた。 ・従業員同士で声を掛け合い、水分補給や休憩を促しており、自己管理と相互管理の意識向上につながった。 ・社員ヒアリングにより、現行の暑熱対策では風が届きにくいエリアがあることを把握。現場の声をもとに課題を見える化し、暑熱対策設備の改善検討へと展開した。これにより、職場全体で熱中症ゼロを目指す一体運営へとつなげた。 ・ヒアリングの結果、熱中症対策飲料は多くの社員が活用できていることを確認。一方で、水分補給のタイミングには個人差があることが分かり、連続作業時間の周知や体調確認の仕組みの見直しが今後の課題として抽出できた。