賛同会員からの活動報告
投稿日:2026/03/19
会員名:周南市
タイトル:地域・企業・大学と連携した涼みの駅の開設と熱中症予防の普及啓発
期間:2025年07月01日~
2025年09月30日
取り組み内容:
本市では、7月から9月にかけて、子どもから高齢者まで幅広い世代を対象とした熱中症予防対策を多角的に実施しました。まず、市内175カ所の薬局、郵便局、商業施設などと連携し、「周南市涼みの駅」を開設。ポスター、チラシ、うちわなどの啓発物を配置し、市広報や市ホームページで広く周知しました。 また、周南市社会福祉協議会を熱中症対策普及団体に指定し、見守りや声かけ活動を通じて、高齢者等の熱中症弱者への支援を重点的に推進しました。 さらに、大塚製薬と連携した「涼みの駅キックオフイベント」では、食生活改善推進協議会を対象に、水分・電解質補給や適切な補食など、実践的な熱中症対策について啓発しました。 加えて、地域の大学と消防署、薬剤師会が連携し、若者の感性と専門家の知見を掛け合わせた、6編の実践的な熱中症予防啓発動画を制作・発信しました。 昨年度に引き続き、「ふらっと食堂フェスタ」でも甘酒や啓発グッズを配布し、この動画のPRを行いました。
工夫したポイント:
今年は「情報に触れる機会を増やす」「行動につなげる」の2本柱で実施しました。申し出制で薬局・郵便局・商業施設など175カ所を涼みの駅に拡大し、ポスター・チラシ・うちわ、市広報・市HPに二次元コードを掲載して動画へ誘導。高齢者などの熱中症弱者には、社協を普及団体に指定し、福祉員研修で動画二次元コード入りチラシを配布し、声かけ力を強化しました。啓発は地域大学×消防×薬剤師会で6編の実践動画(応急処置、水分補給、外出時、エアコン活用、涼みの駅等)を撮影し、市HPで公開。大塚製薬の講義では食生活改善推進員18名が学び、地域で波及。ふらっと食堂フェスタでも甘酒・グッズと二次元コード入りチラシで周知を拡大しました。
SDGs達成につながるアクション:
目標3:すべての人に健康と福祉を→関連するターゲット例:3.4 熱中症による健康被害や死亡を防ぐための予防啓発、特に高齢者などの熱中症弱者への見守りや支援をしました。 目標10:人や国の不平等をなくそう→関連するターゲット例:10.2 高齢者など熱中症弱者への対策を重点的に推進しました。 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう→関連するターゲット例:17.16、17.17 市、薬局・郵便局・商業施設、周南市社会福祉協議会、大塚製薬、地域の大学、消防署など、多様な主体(行政、企業、市民社会、学術機関)が連携し、協働で熱中症対策に取り組みました。
取組成果:
7~9月の取組で、認知と実際の行動の両方に手ごたえがありました。涼みの駅は173→175カ所に増え、医療機関の参加で立ち寄れる場所が広がりました。利用者からは「涼しくて生き返った」との声がありました。薬局では、必要と思われる方に水を渡し、利用者や病院スタッフから「助かる」との反応がありました。社協を普及団体に指定し、見守りや声かけで高齢者などへの支援が行き届きました。大塚製薬と連携したキックオフセミナーでは、食生活改善推進員18名が水分・電解質・補食の伝え方を学び、地域で広めました。大学・消防・薬剤師会と連携して制作した全6編の動画は、若者の感性と専門家の知見を生かして理解を後押ししました。更に涼みの駅などでのポスター掲示や、市広報・市HPでの二次元コードの周知により動画の視聴を広げ、再生回数は2,154回に達しました。また、ふらっと食堂フェスタでの甘酒やグッズ配布とあわせて周知の機会を増やしました。熱中症警戒アラートの発表は前年とほぼ同じ(39→40回)で、天候の影響を考慮しつつ、情報を届ける機会の拡大が行動変容につながったと考えます。
参考URL:
https://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/31/25940.html