賛同会員からの活動報告
投稿日:2026/03/19
会員名:小山市役所 健康増進課
タイトル:地域のすみずみまで出向いた熱中症予防!
期間:2025年04月01日~
2025年10月31日
取り組み内容:
毎年、熱中症予防講座を地域に出向いて実施していますが、今年はより多くの依頼がありました。昨年度の市の救急搬送状況では、エアコンを使用していても熱中症になる方の割合が高かったことから、「熱中症に負けない体づくり」がテーマの講話を実施しました。高齢者向けでは、熱中症対策とフレイル予防の内容を充実させ、子ども向けでは、夏休みでも規則正しい生活をすること、寝不足や朝ごはんの欠食は避けることなどの内容を取り入れました。また、新たに職場での熱中症対策が義務化されたことをきっかけに、企業に出向いての熱中症予防講座の内容を見直しました。お互いに声をかけあうこと、終業後の時間の使い方、睡眠やアルコールの取り方について説明しました。管理者には、新たに施行された「職場における熱中症対策の強化について」の内容や、健康経営の視点での大切さも伝えました。 また、地域住民から依頼のあった全ての健康講座において、熱中症を自分事として捉えてもらえるよう、わずかでも熱中症に関する内容を盛り込みました。加えて、地域の人が集まる市内のイベントでは、熱中症に関するチラシや、のぼり旗を使って、熱中症予防啓発活動を行いました。
工夫したポイント:
昨年の熱中症搬送者の特徴を分析し、出前講座の内容の見直しを行った点です。エアコンをつけていても熱中症になってしまう方が多かったことから、単に水分をとるだけではなく、栄養や睡眠等の基本的な生活習慣の視点も重要であることを再認識し「熱中症にならないための行動」として、暑熱順化の方法、自宅で簡単にできる経口補水液の作り方などの内容も加えました。そのほか、夏休み中の子どもが集う学童での講座では、子どもでも楽しみながら学べるようクイズ形式の講話を行いました。夏休みは猛暑により室内で過ごすことが増えるため、熱中症予防も伝えつつ、室内でできる運動不足解消の体操等も行いました。 企業への出前講座では、個人で行う予防方法だけではなく、企業・事務所で働く従業員の一人としてできることとして、「発見」「判断」「対処」のポイントを説明し、管理者としてできることとして、平時からの熱中症対策について伝え、企業・事業所全体で熱中症予防に取り組むことの重要性を伝えました。
SDGs達成につながるアクション:
本取組では、学校や職場、高齢者の集いの場などあらゆる年代の集まる場へ出向いて、それぞれの年代に合った伝え方で熱中症啓発を行いました。これは、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に寄与するアクションと言えます。 また、多様な世代の方が集まる場へ出向き、学校、職場、家など、それぞれの生活の場に合った情報を発信することは、安心して住み続けられる地域づくりにもつながり、目標11「住み続けられるまちづくりを」の推進にも寄与しています。 また、学校や企業、高齢者の集いの場からの依頼を受け、多くの出前講座を実施することができました。これは目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の実践にもつながっています。
取組成果:
出前講座は、高齢者が集う場、企業、小学校の学童など多くの場所で市民へ直接啓発を行うことができ、熱中症予防のポイントを伝える機会となりました。参加者の年齢層、講話の場所は多岐にわたり、熱中症に関する情報を含んだ講話は、計46回(企業、壮年期対象8回、子ども対象8回、高齢者対象30回)、人数は計1142名(75歳以上297名、65歳以上74歳以下242名、64歳以下134名、18歳以下163名、不明306名)でした。 熱中症に関する講話を、様々な場所に出向いて実施し、内容も対象者によって工夫することで、より効果的な方法で啓発活動を実施することができました。