賛同会員からの活動報告
投稿日:2026/02/19
会員名:一般社団法人 日本宅配水&サーバー協会
タイトル:協会会員への熱中症予防対策に関する周知活動
期間:2025年05月12日~
2025年06月13日
取り組み内容:
当協会では、令和7年6月1日に施行された「労働安全衛生規則の一部を改正する省令」への対応を促進するため、会員各社に向けた周知活動を実施しました。 まず、5月12日付で協会ホームページにおいて、各ブランドボトリング工場の安全衛生を主管する製品水委員会より、省令改正の概要、事業者に義務付けられる熱中症対策、違反時の罰則、ならびに「熱中症を生ずるおそれのある作業」について情報提供を行いました。 続いて、6月13日に開催した社員総会では、市場調査委員会が出席者に対し、「報告体制の整備・周知」と「熱中症悪化防止措置の準備・周知」について説明し、必要な対応事項の共有を図りました。 また、5月28日に開催された「第11回宅配水業界交流展」では、運営事務局を務める広報委員会が、出展者および来場者の熱中症予防を目的に、会場入口および商談スペース付近にウォーターサーバーを設置し、自由に給水できる給水スポットを提供しました。これにより、来場者が安心して会場内を回遊できる環境づくりに努めました。
工夫したポイント:
製品水委員会、市場調査委員会、広報委員会の3委員会が、それぞれ異なるアプローチで情報発信を行いました。 同じ協会加盟会社であっても、委員会ごとに参加する社員が異なるため、結果として各社・各部署の従業員へ幅広く周知することができました。 また、情報発信のタイミングを施行前および施行後の2回に分けて実施することで、事前周知に加え、施行後の確認という意味合いも含めた情報提供を行いました。 宅配水業界交流展には、国内のみならず海外からの出展者も多く来場します。5月開催とはいえ、日本の厳しい暑さに慣れていない出展者もいることから、気軽に水分補給ができるよう、紙コップを備え付けました。 会場フロア内には自動販売機も設置されていますが、本取り組みは熱中症対策にとどまらず、同協会が積極的に推進している「ペットボトル購入量の削減=プラスチックごみの削減」にもつながるものとなりました。
SDGs達成につながるアクション:
目標3(すべての人に健康と福祉を) 熱中症予防のための水分補給を推奨し、健康意識の向上を図りました。 目標12(つくる責任 つかう責任) 使い捨てペットボトルの削減につながるマイボトルの利用を推奨しました。
取組成果:
協会会員各社で、熱中症に関する基礎知識および予防・対応方法の理解向上を目的とした説明会が開催されています。熱中症の主な発生要因や初期症状、重症化を防ぐための適切な行動に加え、日常業務の中で実践可能な具体的対策について共有されました。職場全体で「予防する」「早期に気づく」「適切に対応する」という意識の定着につながったとの感想が寄せられています。 また、本取り組みは会員各社の加盟店にも横展開され、現場での声かけをきっかけに、各企業における熱中症対策の周知や体制づくりの促進につながりました。その結果、特別な準備を必要とせず、すぐに実施可能な対策として、ウォーターサーバーの設置や水分補給環境の整備に取り組む事例が複数生まれています。 協会によるアンケート調査では、「2025年6月に改正された職場における熱中症対策の強化にあたり、新たな熱中症対策を実施しましたか」という質問に対し、27.9%の企業が対策を実施したという結果となりました。 本取り組みは、法改正に関する理解促進にとどまらず、現場における具体的な行動変容を促す啓発活動として、実際の対策実施につながった点が大きな成果といえます。