賛同会員からの活動報告

投稿日:2025/09/25


会員名:大和市役所 健康づくり推進課


タイトル:熱中症予防に関する普及啓発活動(チラシの配布、ひと涼みスポット等)


期間:2025年06月01日~ 2025年09月30日


取り組み内容:

市で主催している市民向けの健康講座にて、熱中症に関する講話を実施した。また、依頼を受けて、中学校や職域に対して、熱中症に関する出前講座を行った。さらに、市で作成したチラシや、無料配布企画のうちわの配布を、健康講座やイベント時などで実施した。その他、市で発行している広報誌(広報やまと)や、ラジオ放送(FMやまと)等にて、熱中症に関する情報を発信し、市民に向けて熱中症への注意喚起を行っている。
 民生委員児童委員連絡協議会やシニアクラブ連合会、地域包括支援センター、市と協定を結んでいる企業に対して、チラシやポスターをお配りし、地域において、熱中症弱者である高齢者や子どもの見守りを依頼した。
 県内に熱中症警戒アラートが発表された際は、防災行政無線やLINE等を使用して市民へ周知を行い、熱中症への予防行動につながるように努めた。さらに、公共施設や商業施設にご協力いただき、暑い時に涼むことができる「ひと涼みスポット・クーリングシェルター」を実施した。ひと涼みスポット・クーリングシェルターでは、水、OS-1、瞬間冷却材、熱中症対応フローを設置しており、緊急時に施設の職員が対応できるようにした。


工夫したポイント:

健康講座の参加者の多くが、60歳以上の方であるため、ご高齢の方が熱中症になりやすいという点を分かりやすく伝えられるように、大和市内での熱中症による年齢別救急搬送件数をグラフにするなどしている。また、見守りを依頼している団体には、温度計等の視覚的な情報から、室温が高いことやエアコンの必要性を伝えるように説明している。
 昨年度から実施している中学校での熱中症予防講座に加え、今年度は職域を対象とした講座を実施することで、幅広い年齢の方に熱中症の危険性や、熱中症の予防方法をお伝えすることができた。対象によって注意するポイントが異なるため、指導教材を使い分け、よい実践的な内容を伝えるように工夫した。
 広報やラジオ、SNS等の様々な媒体を使用し、熱中症予防に関する情報発信を行うことで、様々な年齢層の方に情報が届くようにしている。
 ひと涼みスポット(クーリングシェルター)に関しては、昨年度から引き続き物品の配布(水やOS-1など)を行うとともに、市の地図情報サービスに位置情報を登録し、利用者がひと涼みスポット・クーリングシェルターの位置を検索できるようにした。


SDGs達成につながるアクション:

目標3 :すべての人に健康と福祉を
 →広く様々な年齢の方に情報を届けることで、より
  多くの人が熱中症を予防できるように努めた。

目標13:気候変動に具体的な対策を
 →年々高まる気温による熱中症を予防できるように、
  市内にて普及啓発活動に努めた。


取組成果:

熱中症予防に関するチラシ配布数 :11,132枚
熱中症予防に関するポスター配布数:195枚
うちわ配布枚数         :500枚
熱中症に関する講座数      :47回
熱中症に関する講座参加人数   :1,843人
ひと涼みスポット        :12施設
クーリングシェルター      :19施設
 (公共6施設、民間13施設)
水:141本、OS-1:124本、瞬間冷却材:151個 配布した。
チラシの配布数が昨年度よりも多く、市民の熱中症に関する興味関心が高まっていると思われる。また、ひと涼みスポット・クーリングシェルターに協力していただける施設も昨年度より増えている。引き続き、熱中症対策に取り組んでいきたい。


参考URL: https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/33/kenko/kenkozukuri_kaigoyobo/nettyuusyou.html