賛同会員からの活動報告
投稿日:2024/11/14
会員名:沖縄県立知念高等学校
タイトル:熱中症対策リーダーを中心とした熱中症対策の取組
期間:2024年04月23日~
2024年09月21日
取り組み内容:
親睦運動会などの、体育的学校行事の開催1週間前から、熱中症対策リーダー(生徒保健委員会)が以下の取組を行い、熱中症対策の周知活動を実施 ・校内放送で、熱中症の予防等について周知。今年は、昼休みに運動前の健康チェックや熱中症予防に関するアナウンスし、放課後は、『後から熱中症対策』として運動後のケアについてアナウンスを行った。 ・練習開始前に、健康チェックファイルで各クラスメイトの健康チェックを実施し、保健室に報告した。 上記に加え、体育祭に向け以下の取組を実施した。 ・3年生の各HR熱中症対策リーダーは、15秒~60秒程度の熱中症予防対策ショート動画を作成し、9月に実施する体育祭の練習から動画を配信し、視覚的な熱中症対策を試みた。 ・体育祭本番には、受付で来場者に『くらしお』さんから提供して頂いたうちわと、CM動画紹介のチラシを配布し、熱中症対策を周知した。 ・各所に15℃程度の冷水を入れたバケツやクーラーボックスを準備し、前腕冷却し体温を下げる『手のひら冷却』スポットを設置した。
工夫したポイント:
・期間中に実施する健康チェックファイルから、朝食欠食が続いている生徒などの気になる生徒は、保健室に呼び出し、養護教諭が保健指導を実施した。 ・生徒だけでなく、体育祭に来場した保護者にも、生徒が作成した熱中症予防対策ショート動画を紹介するために、『知高保健室』のYouTubeアカウントを取得した。 ・『手のひら冷却法』を設置するとき、活用方法のポスターも掲示した。
SDGs達成につながるアクション:
・熱中症対策リーダーは、クラスメイトに体調不良者がいる場合は、無理をさせず見学させたり、保健室での休養を提案する。(ゴール3) ・水分補給では、家庭からマイボットル(水筒)持参し、不足分は校内で給水するよう呼びかけた。(ゴール12・ゴール14) ・本校の取り組みを、保護者や来場者へ紹介した。(ゴール17)
取組成果:
・熱中症対策リーダーによる校内放送を通して、生徒だけでなく教職員の熱中症予防対策の意識が高まった。 ・3年生保健委員では、熱中症予防対策ショート動画を作成するために熱中症予防対策に関する知識が深まった。