2020年5月~
【取組内容】
今年は感染症対策のため、熱中症リスクが例年よりも高まると言われる中、「今年の夏は、いつもと違う!!」をキーワードとして来院者全員に独自に作成したポスターや声掛けで啓発しました。その他、年齢、職業、置かれる環境も異なる患者様に対して、その方にあった対策を分かりやすくお伝えしました。これらの取り組みをクリニックのfacebookページなどのSNSからも発信し、来院していない方に向けての情報発信にも取り組みました。
【工夫したポイント】
頻回に行われる尿検査の結果から、尿色スケールを用いて個別に適切な飲水指導をおこなっています。その方の生活環境や、年齢、身体状況をみながら、経口補水液や水分補給ゼリーなどを紹介し、水だけでは補うことが出来ない成分や、誤嚥についても配慮した情報提供しています。院内の目に触れやすいところに、独自で作成した熱中症啓発ポスターを掲示しました。
【取組成果】
診療時に熱中症対策について触れることで、患者様の意識は例年よりも高くなっていると感じた。適切な水分摂取量が分からないと言われる方が多く、尿の色調を見てもらうことで自身の尿の色や排尿量に関心を持たれる方が増えた。どんな時に脱水になりやすいか、ご自身で考え、適切な水分補給が出来るようになった方が多くなった。
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